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2020/06/23

価値観が「モノからコトへ」変わったとしても、「モノそのものがコトへ移り変わる」事象を自動車産業から考察します



Canva - 提供者:Lisa Fotios 



最近よく聞く言葉に、「モノからコトへ」というものがあります。

この言葉を経済産業省では、「モノ」である物質的価値から、「コト」である情緒的価値へのシフトと定義しています。

「モノ消費」とは、所有を主な目的として物品を購入することであり、「コト消費」とは、体験や人間関係に価値を置く、レジャーやサービスへの消費のことです。

2020/05/03

私と昭和の怪人と呼ばれた今東光和尚との巡り合い




人は人生を歩んでいくなかで、様々な人に出会います。

またその中には、自分の生き方や言動に影響を与えてくれる人物が、必ずどこかにいます。


尊敬する人・憧れの人・師匠・ロールモデル・メンター


このように様々な言い方があり、自分の人生を根底から変えてしまう人も中にはいるかもしれません。

またそれは、実在しない本の中で接する人物のケースもあるでしょう。

私にとって師匠と呼べる存在は、天台宗の僧侶で、直木賞を受賞した作家の肩書を持ち、参議院議員としても活動した今東光氏と言えるかもしれません。

今和尚は私が産まれた歳に亡くなっているので、もちろん面識はなく、名前を知ったのも30歳を超えてからでした。

私と今和尚との出会いは、思いがけないところから始まりました。

2020/01/01

戦国武将から危機に遭遇したときの覚悟を学ぶ





目次 読了時間5分

  1. 危機にどう対処するか
  2. 奥州の覇者・伊達政宗
  3. 佐賀藩の藩祖・鍋島直茂と家臣・中野清明
  4. 戦国の風雲児・織田信長
  5. 義を貫いた武士・鳥居強右衛門
  6. 戦国武将たちの覚悟



1 危機にどう対処するか



危機にどう対処するかという問題は、個人や組織にとって大事なテーマです。

日常生活において、もはやこれまでという場面はそうは訪れないと思いますが、危機は至るところで生じてきます。

そのピンチの姿形は様々で、その対応の仕方もまた様々になりますが、状況に応じてその場を乗り切らなくてはなりません。

2019/07/28

お釈迦様の言葉「天上天下唯我独尊」の意味を簡単に説明します。




canvaより


人の生涯を一編の映画に例えるなら、誰しもが、代役のきかない主役を演じています。

どんなに演技が下手だろうと、自分以外に演じることができる者はおりません。

そして、そのストーリーがどんなに冴えなくとも、どんなにダサくとも、ラストシーンまで演じきらなければなりません。

この世に生を享(
う)けたときから幕は上がり、主演以外の共演者、音響さん、衣装さん、照明さんなど様々な人の手を借りながら、人生という名の、自分だけの映画を作っていかなくてはなりません。

2018/12/23

紙の新聞を読むことで得られるもの



canvaより



目次  読了5分





1 パニック時に陥る視野偏狭



人は、オレオレ詐欺などに遭遇し、パニックに陥ってしまったとき、目の前の状況だけしか視野に入ってこなくなります。

仕事で失態を犯した時なども、目の前の出来事に狼狽し、余裕を失ってしまう人は多いでしょう。

上司や同僚から、「〜さん大丈夫?」と声を掛けられ、ハッと我に返った経験がある人も多いかもしれません。

このように誰しも、緊急時に視野が偏狭となり、近視眼的な思考に囚われてしまうことは起こり得ます。

2018/12/11

気の合わない職場仲間と付き合うときの心構えを考えてみます




andrea candrajaによるPixabayからの画像 




組織には、人事異動が付き物です。

その目的は、適材適所に人を配置し、組織のパフォーマンスを最大限に高めるためですが、話のネタとして最も盛り上がるのが人事異動とも言えます。

出向や転勤などの栄転や左遷は言うに及ばず、異動してくる人間の性格や能力などは誰しもが気になるところです。

アンテナの高い者は先回りして情報を収集し、その人物像を噂します。

このように、新しく加わる人間に興味を示すのは、其の者が周囲に軋轢をもたらすのか、それとも活力をもたらすのかが気になるからです。

それはまるで、化学反応で違う原子同士が出会う時に、水と油のようにまったく相容れない場合もあれば、酸素とある物質が結び付くと、熱や光のエネルギーを生む燃焼が起きることと似ています。

人間の身体も元素で構成されていることを考えれば、人の出会いと別れが、原子の結合と分離による化学反応と同じ作用が起きるのも当然と言えます。

では前置きはこれくらいにして、本記事の本題である、


「気の合わない職場仲間と付き合うときの心構え」


について話していきます。

とある会社の部署に、人事異動で新たな人間が配置されてきたと仮定してください。

そこにやって来たのは、誰もが認める優秀な男性社員Aでした。

Aは少し鼻持ちならない言動があったものの、他人のフォローも的確に行う頼れる社員であり、職場で存在感を増していきました。

この状況を以下の三人が不快に感じていました。


  • Aと同じ立場の同僚で、自分の存在が霞んでしまった男性社員B
  • Aに立場を脅かされる危険を感じた、プライドの高い上司C
  • Bの庇護者である、Cの上司D


職場でのAは協調性を欠くような言動はせず、むしろウイットに富んだ毒舌で部署を和ませていたものの、飲み会にはほぼ参加しなかったため、出る杭は打たれやすい日本において、格好の標的となりそうです。

ここで、BやCが不快に感じている原因は、自分にないものを持つAへの嫉妬や、自分が必要とされなくなる恐怖です。

特にBは、部署の飲み会を率先して開くことで顔を繋いでいたため、Aの存在がことさら面白くありませんでした。

給湯室で、女性社員がAのことを楽しそうに語るのを耳にした時、Bはいたたまれなくなってその場から離れましたこともありました。

嫉妬の念に駆られたBは、C・Dと結託し、Aを貶める計画を立てました。

とどこかの小説にありそうな話ですが、これと似たような状況は現実に幾らでも転がっています。

しかし、ここでBはAを排除することなく、積極的に接触を図るべきなのです。

水と油は、電気的な性質などの違いから結び付きません。

そして、水からしたら油は相容れない存在で、ベトベトした汚れにしか思えないかもしれません。

ですが、油という液体が、料理油や潤滑油で使われているように、一方で汚れになるものが他方では役に立っており、どんな人間にも評価できるところはあるものです。

ましてやAは仕事ができるのであり、Bはそこから学ぶべきところがあるはずです。

では、どうしてもソリの合わないAに対し、Bはどうすれば接触することができるのでしょうか?

水と油は、いわゆる洗剤である界面活性剤を媒介にすれば混ざります。

その理由は、界面活性剤の分子構造に、水に馴染む親水基と油に馴染む親油基の両方が存在しているからです。

職場における界面活性剤のような人間とは、ズバリ色々なところに顔が効くお局様です。

Bは職場のお局さまに仲を取り持ってもらい、Aと接触するのです。

そしてBは、徐々に親油基の構造を自らに備え、ゆくゆくは油の性質そのものを自らに組み込むのです。

そうすれば、Bは水にも油になれるのです。

それは決して、極上の水というスペシャルへの道を放棄することではありません。

混じりっけなしの純水が、栄養もなく美味しくないように、天然水やミネラルウォーターには様々な異物であるミネラル成分が溶け込んでいます。

これと同じように、水と油を自らの中で統合し、高い次元へと自分を押し上げるのです。

人間も含めた真核生物の身体の中には、ミトコンドリアという細胞が存在しています。

ミトコンドリアは、酸素を利用してエネルギーを作り出す重要な器官ですが、元々は別の独立した菌であったと考えられています。

約30億年前に、光合成で酸素を放出するシアノバクテリアが生まれるまで地球上に酸素はなく、酸素を使わない解糖系によってエネルギーを作り出していました。

その後、地球上に酸素が溢れ、細胞呼吸によってエネルギーを獲得する菌が生まれ、どこかの過程で、その機能を持たない宿主と共生したと考えられています。

やがてはその共生が一器官として組み込まれるまでに進化していきました。

人間の遠いご先祖様である過去の生物は、自分にない特質も持つ異物を取り込み、進化してきたのです。

我々も同じように、庇を貸して母屋を取られることに注意しつつ、異物を飲み込んで成長していくべきでしょう。

自分にとって性格が合わない人は必ずいます。そのとき「ALL  OR  NOTHING」の心構えではなく、良い点を見付け、それを自分の中に取り入れる工夫をし、そしてある時はさらりと水に流す潔さと、ある時は油のようにまとわり付く粘着性を、自らの内に備えたいものです。


2018/11/02

就職活動でリクルートスーツを着ていくべき理由



経団連が、長年続けてきた就活ルールの廃止を発表し、企業や学生に不安が広まっています。

ただ、大学1年から就職活動を始める学生はほぼいないだろうし、企業側も学生を通年採用するほど手間暇を掛けられないだろうから、今までと同じようなところに落ち着くような気もしますが、ある程度の統一ルールを作らなければ、混乱が生じるでしょう。

それこそ、むかし最も箔の付いたキャリア外交官の経歴が、東京大学法学部中退だったように、そのような学生が増えてきたり、早くから就活テクニックの習得に精を出す学生ばかりになってきたら、ますます大学の存在意義が問われることになるでしょう。

2018/10/20

男の子のランドセルは何色にすべきかを「自由と規律」から考えてみます


hozuさんによるイラストACからのイラスト 




小学一年生にとっての必需品といえば、その小さな肩に背負うランドセルです。

近頃では、入学式の一年も近く前から探し始めるご家庭も増えているようです。

そして今は昔と違い、黒や赤だけでなく、紫、水色、茶色など様々な色のランドセルを選ぶことができ、また刺繍が施されていたり、ステッチの色を変えられたりと、時代の移り変わりを感じずにはいられませんが、小学一年になる前の息子と、大きなランドセル売り場に行ったときのことです。

その幾つもある色の中で息子の欲しい色を聞くと、「銀」という答えが返ってきました。


(へえ、銀ね。ふーん、シルバーか……)


2018/09/22

芥川賞を獲得した小説「火花」は、どこまで又吉直樹氏本人が書いているのか?




PublicDomainPicturesによるPixabayからの画像 



出版不況は止まるところを知らない。そんな声が聞こえてくる昨今ですが、ネットの普及によって活字を読む人口は明らかに増えています。

ただ、それが書籍の購入に結びついていないことは確かなようです。

スマホを取り出せば、SNS、ブログ、ニュースなどの情報、多種多様の小説など、ネットには無料の活字が大量に溢れており、お金を出して書籍を購入する機会が減っているのも理解はできます。

2018/09/14

詐欺師やカルト宗教の共通する手口とは、弱みに付け込み、大袈裟なリアクションで分別を失わせ、逃げ道を提示し、時間を区切って焦らせ、即座の行動を促すこと





acworksさんによるイラストACからのイラスト 



人を疑うよりも、信用して騙された方がよい。

という聞こえの良い言葉が通用していたのは、古き良き時代のことかもしれません。

毎年発表される詐欺の被害額から分かるように、人を騙そうとする悪い輩は後を絶ちません。

2018/08/22

日本語ラップ黎明期のおすすめの曲を紹介します




Samuele SchiròによるPixabayからの画像



人はなぜ音楽を聴くのでしょうか?

その理由はそれぞれかもしれません。

例えば、


リズムに乗るため

歌詞に共感を覚えるため

踊るため

歌い手に好意を抱いているため

異文化への興味のため

流行に乗るため

自分も歌うため


などでしょうか。

そして、もし言葉に力があるのならば、歌詞への共感は音楽を聴く大きな理由として挙げられます。

2018/07/22

剣豪・宮本武蔵が残した言葉「我事において後悔をせず」の意味



宮本武蔵肖像 熊本県島田美術館



後悔先に立たず、という誰でも知っていることわざがあります。


意味は、事後に悔やんでもどうにもならない、であり、我々がことあるごとに直面する耳の痛い言葉です。

わかっちゃいるけどやめられない。それが後悔であり、いつまでも引きずる場合も多いでしょう。

2018/06/26

家康の顰像(しかみぞう)のように、惨めな自分の姿を残すことについて




徳川家康 三方ヶ原戦役画像 
パブリックドメイン 徳川美術館所蔵


戦国の覇者・徳川家康の自画像に、一風変わったやつれた表情の絵があります。

権力者らしからぬこの一枚は、通称・しかみ像(顰像)と呼ばれています。

作品の由来は、三方ヶ原の戦いで武田信玄に大敗した家康が、苦境や屈辱を忘れないために、敗戦直後に描かせたと伝わるものです。

この家康の器量を示す逸話は、創作の可能性も指摘されていますが、この戦で惨敗した家康は、浜松城へと逃げ帰ります。

その途上で、恐怖のあまり脱糞したという話は後世に付け加えられたもののようですが、生死を別けた退却であったことは間違いなく、家康はそんな最中にあっても、闇夜の遁走に付き添った忠臣を後に褒賞するため、その供回りの刀に痰唾を吐き続け、証拠を残していたというのです。

2018/06/17

日本という国は、無機的な、からっぽな、ニュートラルな、富裕な、抜け目がない、或る経済大国になってしまったのか?




先日とある殺人事件が発生しました。

女性をナタで襲った犯人に対し、止めに入った一人の勇気ある男性が命を落としました。

2018/05/26

エベレストで命を落とした登山家の栗城史多は、嘘と見栄にまみれて死んだ馬鹿な男なのか?




Simon SteinbergerによるPixabayからの画像 


登山家の栗城史多さんがエベレストで命を落とした。

生前の彼には賛否両論が渦巻き、亡くなってなお論争を呼んでいる。

批判は以下のとおりである。


単独無酸素登頂が嘘だ

その嘘で金を集めるな

元ニートも売り出すための嘘だ

登山家としての実力は3、5流

できもしない無謀な挑戦を掲げるな

危険を売り物にした客寄せパンダだ

スマホを弄るために指を凍傷して馬鹿みたい


これがどこまで本当か分からない。

だが、法螺や見栄で命を張り、かっこつけて死んだ男がいてもいいじゃないか。

2018/05/17

偉人の話や伝記の嘘から学べる事



後世に名を残した偉人の話や伝記に、無垢で幼い子供たちが触れるのはとても大切です。

その理由は、


大きな夢を持つことの大切さ

努力をすることの大切さ

困難を乗り越える方法


などを学べるからです。

しかし、大概の自伝や伝記には何らかの誇張や嘘が混ざっており、後世に伝わる偉人像とは、必ずしも当人を正確には表していないようです。

ただ、それらを読む子供に対し、横槍を入れてはならないでしょう。

2018/04/29

褒める子育てのデメリットは、ドーパミンの分泌と外発的動機付けが結びつくこと





66RukkoさんによるイラストACからのイラスト 


人間は、他人から褒められれば喜びを感じます。

その理由は、褒められるとドーパミンが分泌され、快の感情が得られるからです。

一部には何も反応しない人や、嫌がる天邪鬼(あまのじゃく)もいると思いますが、普通に褒められれば基本的に悪い気はしないはずです。

2018/04/19

親の期待に応えたい子供とストックホルム症候群



日本では五月五日のこどもの日が、男児の成長を祝う端午の節句となっており、どの家庭でも五月人形を飾ります。

昨今は、スペースの都合や出し入れのしやすさから、コンパクトなものが好まれますが、昔は大きなものが主流でした。

そして、その大きさや豪華さを子供への愛情表現としたり、子供への期待と比例しているケースもありました。

2018/04/09

成功とは何かを真剣に考えてみます




多数のアメリカ100ドル紙幣が舞っている

3D Animation Production CompanyによるPixabayからの画像 




誰しも成功を望んで生きているはずですが、そもそも、成功とは一体何でしょうか?

お金・地位・名誉の獲得でしょうか?

それとも、人々から羨望の眼差しを集めるカリスマやインフルエンサーになることでしょうか?

そうではなく、成功とは、自分の好きな事を見つけ、それを努力して磨き、その能力を社会に還元し、そのことに喜びを感じることだと私は思います。

この回答が、社会的な動物である人間にとって一つの解だと考えていますが、別の側面から検証してみます。