2019/11/18

日本銀行が発行する紙幣が日本銀行券であって政府紙幣ではない理由





1 中央銀行の独立という「まやかし」



「日本銀行が発行する紙幣が、日本銀行券であって政府紙幣ではない理由」

このタイトルを見て、中央銀行は政府から独立しているのだから、そんなのは当たり前だと思う方も多いでしょう。

しかし、国の中央銀行である日銀が、株式(出資証券)を発行して株式上場までしている意味はどこにあるのでしょうか?



2 証券コード「8301」の上場企業・日銀



そもそも、日銀が一般の上場企業であることを知らない人も多いでしょう。

証券コードは「8301」です。

もちろん、国家や国民にとって重要なお金を扱う組織のため、一般の上場企業とは違い、日銀法などによって管理はされています。

ただしそれは、最後にリーマンショックまで引き起こしたサブプライムローンと同じ構図です。



3 法律や縛りは実態を隠すための口実



サブプライムローン問題は、ローンを債権として小口証券化し、様々な金融商品に紛れ込ませ、さらに貸し倒れリスクを回避するCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)などで、リスクの実態が隠されていましたが、日銀にまつわる数々の法律や縛りも、実態を隠すための口実に過ぎません。

その説明はこれから行いますが、以下の写真は、宇宙空間を撮影した一枚です。





ボイジャー 1号が撮影した地球

Source: NASA/JPL-Caltech

パブリックドメイン



撮影主は、地球の遥か彼方を航行する惑星探査機ボイジャーです。そして写真の題名は、


Pale  Blue  Dot

ペイル  ブルー  ドット


であり、日本語に訳すと「淡い
青の点」になります。

その点とは、縦に走る赤い線の真ん中に小さく丸く光っているものであり、それは地球です。

1977年に打ち上げられたアメリカの惑星探査機・ボイジャーは、現在も宇宙空間を航行しており、太陽圏の果て(ヘリオポーズ)を通過し、太陽系を飛び出してその先へと進んでいます。

我々が生きるこの地から、遠く遠く離れた場所から撮影した点でしかない地球。



4 広大な宇宙に浮かぶ、ちっぽけな惑星・地球



この広大な宇宙空間の中で、ちっぽけに浮かぶ水の惑星・地球。

人類が初めて宇宙空間から捉えた青い地球や、月周回軌道から見えた地球とは全く違う、小さな小さな地球です。

ディープステートの皆さん、こんなちっぽけな地球を支配してどうするのですか?

宇宙の片隅で微かに光る星・地球を見て、数々の悪事を重ねてきたあなた方は、一体何を思うのでしょうか?


「シオン長老の議定書」


という一冊の本があります。

いわゆるユダヤの陰謀に関する類の本です。

陰謀を頭ごなしに否定する方も大勢いますが、内容を読みもしないで判断を下すのはやめるべきです。



5 熟読することで現代社会の歪みが見えてくる一冊の書籍



偽書と言われることもある本書ですが、同じく陸軍将校だった四王天延孝氏が原訳した「【定本】シオンの議定書」のアマゾンレビューには、以下のような記載があります。



驚くのは、著者の才気というか狂気をも感じさせる洞察力と、それを裏図ける現実社会の構図が見事に的を得ています。


引用  Amazonレビュー Geometronさん 【定本】シオンの議定書 四王天 延孝(原訳)天童 竺丸 (監修, 翻訳)



鋭利で研ぎ澄まされた感性・洞察力・知性。


引用  Amazonレビュー かむろみさん【定本】シオンの議定書 四王天 延孝(原訳)天童 竺丸 (監修, 翻訳)



陰謀の書というより、洗練された知性から滲み出た流麗な詩を読んでいる、そんな感覚に陥ります。


引用  Amazonレビュー かむろみさん【定本】シオンの議定書 四王天 延孝(原訳)天童 竺丸 (監修, 翻訳)



6 ロシア革命時に所持していただけで処刑にされた本



そしてこの本は、なんとロシア革命時、所持していただけで死刑にされたという代物です。

古代中国で起きた、書物を焼き払い学者を生き埋めにした焚書坑儒(ふんしょこうじゅ)さながらの出来事が、20世紀に起きていたという事実は驚愕の一言です。

私は自動車王フォード関連の書も読みましたが、上記のレビューと似た感想を抱き、そのデーモニックな内容に戦慄を覚えました。

現在の世の中に疑問を感じたら、是非一度を目を通し、本書と史実を照らし合わせてみることをお薦めします。



7 金融の仕組みを理解するのに避けて通れない記述



例えば、国家で臨時にお金が必要な時、特別な徴税ではなく外国債に依存させるといった記述や、通貨供給量(マネーサプライ)を止めることで恐慌を起こすといった記述を読めば、偽りの書でないことが理解できるはずです。

また、現在注目を集めているインフレ率から財政を考えるMMT(現代貨幣理論)が、なぜ今まで議論の的にすらならなかったことや、なぜ国家から通貨発行権を切り離し、独立という名目で徴税権のない中央銀行を生み出したかも紐解けるでしょう。

本来、管理通貨制度であれば通貨は無限に発行できるため、財政支出が必要な時は、インフレ率を調節しながら、マネーサプライの増加と臨時の徴税という両輪で対応できるはずです。

金本位制度の時でさえ、中央銀行と市中銀行とのやり取りの中でマネーサプライを調節できたのだから、徴税での対応を図り、安易に国際金融資本(ディープステート)が牛耳る利子の付いた国債に頼る必要はなかったはずです。

こういった経済や金融の歴史を軸に本書を読めば、過去から現在の通貨制度が知らぬ間に誘導され、各国が国債の償還のために国債を発行するという馬鹿げた状況が出現している理由も理解できるはずです。



8 ナチスドイツの兵站を止めなかった中央銀行の中央銀行・BIS



もちろんここには、莫大な臨時支出を伴う戦争といった突発事象も絡んできますが、中央銀行の中央銀行であるスイスの国際決済銀行(BIS)がナチスドイツの戦争継続を支援していた事実を知れば、戦争の裏にディープステートが存在していた事も理解できるでしょう。

また日本も、日露戦争時に借りた外貨建ての外債を償還し終えたのが、第二次世界大戦後のかなり後になってからなどと言われており、真相はどうあれ、少なくとも国家予算を遥かに超えた膨大な借金を背負わされ、せっせと利子を貢いできた事実があります。

そして日露戦争開戦時に政界に隠然たる勢力を持っていた伊藤博文が、大蔵少輔といった職を歴任し、日本に民間中央銀行を根付かせた張本人であることを知れば、繋がってくることが分かります。



9 国民のための組織ではない日本銀行



この中央銀行の実態を隠す工作員は、政府が日銀の株式を55%持っているから大丈夫だと批判してきますが、それならそもそも、国民や国家にとって重要な組織である日銀が、意に沿わない株主に残りの株式を持たれるリスクを冒してまで、市場で資金を調達をするための株式上場までする意味がどこにあるのか不明であり、会社と株について勉強した方なら分かるはずですが、株主の権利というものは強く、たとえ3%を所持しているだけでも様々な権利が生じてきます。

また、日本銀行法の内容や政府の株所持率の割合などは、いつでも法律によって変えることができますし、安倍政権が安保法制や検察官の定年など、憲法や法律を恣意的に解釈しているように、時の政権が思うがままにいくらでも変えられるのです。

つまり、安倍晋三のようなディープステートの言いなりになる政治家ではなく、コントロールの効かない政権が出現したときのために、中央銀行を時の権力と切り離しておいたということです。

そして日銀のHPには、マイナス金利に関する記事がありますが、そこには、


日本は15年間もデフレでした。




と、シレッとというか、堂々と打つべき手を打っていないことを告白しているように、日銀は国民のための機関などではなく、実態を隠した、安倍晋三のような手先を背後から操る支配層のための組織なのです。

リーマンショック後の対応で、アメリカに強硬姿勢を示した財務大臣・中川昭一氏は、ローマで開かれたG7サミット終了後の記者会見で、ひどく酩酊した姿を見せたため、世界中から大バッシングを浴びて大臣を辞任しましたが、そのとき会見で横に座っていたのは、日銀総裁の白川方明氏でした。

普通の感覚を持つ人間であれば、自分の上司があのような呂律が回らない状態であれば、間違いなく会見の前に止めるはずですが、白川総裁はそれをしませんでした。

中川氏をあの状態で会見に臨ませ、その途中も一切止めに入らなかった理由が何であったのか知りませんが、白川氏は日銀入行後、シカゴ大学の院に留学しており、そこで、後にイスラエル銀行の総裁となるジェーコブ・フランケル教授に学んでいます。イスラエルといえば、もちろんディープステートと関連した国家です。


10 政権と切り離した徴税権のない組織が日銀である



ということで、


「日本銀行が発行する紙幣が日本銀行券であって政府紙幣ではない理由」


とは、支配層のディープステートが、金融政策を行うという名目で、徴税権のない組織である中央銀行を各国で創設するよう促し、組織の長には、選挙という国民の審判を受けていない者が就任できるようにし、また、アメリカの第35代ケネディ大統領が暗殺された理由の最も有力な説が、アメリカの中央銀行であるFRBから通貨の発行券を政府に取り戻そうとしたからであるように、中央銀行の制度に反対する者を排除や抹殺し、これら通貨制度の仕組みを構築していったからと言えるでしょう。


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