公園は、子育てと切っても切れない関係です。
公園デビューから始まり、低年齢でも遊べるお砂場遊びを皮切りに、成長に応じて利用する遊具が増えていき、行動範囲が広がっていきます。
この公園遊びで親が最も気にするのは、他のオトモダチとの関係です。
ここで親は、自分勝手な行動をしてはいけないことや、他人を邪険にしてはいけないことを教えます。
ブランコで次の順番を待っているお友達がいたら、「そろそろ替わってあげようね」と諭し、自分が持ってきたシャベルやジョロを使おうとするお友達がいたら、「貸してあげようね」と教えるといった具合に、周りの人間と協調して生きていくことの大切さを教え込みます。
しかし、必要以上に周囲へ気を遣う親御さんも見受けられます。
例えば滑り台などで、下から登る行為をきつく叱る親御さんなどです。もちろん、周りにお友達がいるときはルールを守らせる必要はあるはずですが、滑り台に誰もいないときは、下から登っても構わないと教えてもいいのではと思います。
昨今盛んにAI脅威論が語られ、それが将来どれほど現実のものとなり、人間の仕事や本質を奪っていくかは未知数ですが、これからの共通認識として、杓子定規な人間やマニュアル人間は人工知能によって淘汰されていくだろうことは誰しもが抱いており、そうなっていくと思います。
だからこそ、幼少期のうちから固定観念を植え付けることはせず、滑り台に誰もいないときは、下から上っても問題ないと敢えて教えるべきではないか思います。
そのために、ときに公園への夜討ち朝駆けを実施し、誰もお友達がいないすべり台の状況を作り出し、存分に遊ばせてあげるのがいいと思います。
人気のない公園に行く手もありますが、状況によって対応を変える訓練という意味においても、賑わう公園への夜討ち朝駆けがいいと思います。
社会に存在するルールやマナーは、お互いが気持ちよく円滑に生活していくための大切なツールですが、人の目を気にしすぎることもまた問題で、そもそも矛盾していることもあるため、それらに縛られない柔軟な発想もときには大切だと思います。
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